ネットワークスペシャリスト試験対策4
今週の学習内容
- CSMA/CD方式
- プリアンブル
- CSMA/CA方式
CSMA/CD方式
通信ケーブルを使用している有線のイーサネットで採用されている通信制御方式です。
CSMAは通信路が使用されていなければ通信し、通信は全ての機器に対して行われることを意味しています。
CDは、通信の衝突を検知した場合、ランダムな時間待機して再送するという意味です。
プリアンブル
イーサネットでは、送られるフレームの前にプリアンブルという同期用のフィールドが付けられます。
1と0を交互に7オクテット分送信し、8オクテット目に「10101011」と末尾が1のフィールドを送り、
プリアンブル終了とします。
CSMA/CA方式
CSMA/CD方式の「衝突検知後ランダムな時間待機して再送」という箇所の代わりに、
「通信終了後にランダムな時間待機する」という処理を加えた方式です。
待機する時間をバックオフ制御時間と言います。